寂れる商店街で

naopynaopy

2022年02月19日 23:17


先日
コザ一番街の中に見つけた
COFFEE BAR & ROASTERS「DRIP」
インドネシアの深煎り500円をホットでもらう
中々イイ
僕好みの味

店員さんが感じの良い若者で
店もこぢんまり

ドリップ中に
エチオピアの浅煎りをアイスでもらった

浅煎りをアイスとは
古いコーヒー好きには邪道だと・・・
しかし
「なるほどこれも有りだな」と思った

センスの良いコーヒーグッズに
丁寧なドリップが良い感じの「DRIP」

シアタードーナツやミュータに来たらまた寄ろう
コザ高生たちが
ミュージックタウンをミュータと呼んでいたことを思い出した


日本中の旧市街地が「シャッター商店街」
などと呼ばれて久しい
コロナ以前からそうだ

沖縄戦からの復興期に隆盛を極めた商店街や市場が
ここ30~40年で衰退して行った

一番街は沖縄で最初のアーケード商店街だ
80年代頃のテレビCMも盛んに行われていた
ちょと足を伸ばせば
パークアベニューや銀天街までもすぐそこだ
しかしどこも寂れてしまって寂しい

沖縄戦で焼け野原になり
米軍基地の土地を奪われてからの復興だから
元々の趣は難しいかも知れないが
沖縄らしさにこだわって欲しい
寂れた感も僕は嫌いじゃ無いのだが
商売は大変だろう

那覇の平和道りや公設市場辺りから
農連市場に抜けていく辺りの雑多な感じは今も大好きだが

農連市場が「のうれんプラザ」などという
歴史や地域のつながりさえも奪いかねない
殺風景なものになってしまって寂しい

公設市場も移転新設されるのだが
沖縄らしさは期待薄だと思う


名護の商店街も例外では無いが
小さな店がたくさん並んでいるところに
元々の沖縄らしさや
しーぶん文化や
生活者でもある商人たちとの日常を共有する当に生活があったと思うのだが・・・

でかいビルや
それを所有する大企業や
利益優先の商売人が入る中で
沖縄らしさや地域らしさや私たちらしさは奪われていくのだろう

再開発の名の下に
無機質な街にはして欲しくない

しかし
様々なステークホルダーの思いを実現するのは難しいのだろう

人が集まれば儲かると言う話しにはして欲しくないが
やんばるにテーマパークの話しも出てきて久しい
今や国際通りはどこの国か判らないほどだ

「何も無いけど今帰仁」は応援したい
「何かあるかも名護」でイイと思う

商売人では無い
お気楽なおっさんの独り言ではあるのだが・・・

関連記事